留学生の未来を応援ブログ

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日本が元気は、世界が元気 留学生の責任は大きい。 2010/04/28

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 11:44 pm

先週木曜日にアメリカに戻りました。
日本では駆け足で営業していて、本当に休めなかったのですが、こちらに戻って来てもやっぱり休めませんでした。

日本で感じた事がアメリカに戻って来ると明確になって来ました。

日本が元気にならないと、世界も元気にならない。
日本無しで世界の元気は無い、ということです。

タイムズスクエアのメイン広告は以前,ソニーや東芝,パナソニックでした。しかし、今はサムソング。
自動車もKIA,Hyundaiが伸びています。日本製品がだんだんと少なくなっているアメリカ。韓国の台頭は素晴らしい事です。そして世界の工場、中国もどんどんと伸びて来ている。しかし、よく見てみると製品はひとむかし日本が世界に送っていたもの、技術も日本が作った物が多くあります。その素晴らしい技術と発想で作られた物が汎用化し、アジアの製品として世界に出て行っている。アジアの国々は日本の文化やファッション、生活水準を目標として発展して来た事はまぎれも無い事実でしょう。

しかし、今、日本は何を発信して行くことができるのか。

目先の売り上げだけを考えた日本マーケット向けの商品開発では、世界からそっぽを向かれてしまう。今こそ,世界に目を向けて世界が欲しがる物をどんどん作っていかなくてはならない。日本製が欲しい、と言われる時代に戻らないと。

そのためには留学生が海外の視点で物事を考える習慣を付け、それを持って帰国すべきだ。

日本に来ている留学生は、日本の良い所をどんどん吸収して祖国に帰ってビジネスを立ち上げている。

日本で流行りの「坂本龍馬」や勝海舟、福沢諭吉は世界に出て、世界のニーズを持ち帰って日本を変えた。

留学生諸君。いまこそ、君たちが平成の龍馬になる時なのだ。

 

ゆるキャリイベントに参加して来ました 2010/04/25

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 12:20 pm

久しぶりのブログです。
4月19日〜22日まで東京に出張して来ました。
今回はとても短い滞在でしたが、沢山の人々にお会いすることができました。

21日の夕方に知人の前川孝雄さんがサポートしている「ゆるキャリ」のイベントに参加して来ました。
前川さんは元リクルートで就職ジャーナルの編集長を務められた方で、現在はFeelWorksという就職/人事コンサルティング会社を経営されている、若き実業家です。

http://www.feelworks.jp/

いつも日本に出張する時はお会いして新卒学生の就職論で飲んでいます。

今回はその前川さんの人脈から発生したと思われる「若手社会人がゆる〜くキャリアを考える会」を聴講することができました。なんと、司会者は富士通の社員の方でした。私は25年前に富士通に居りましたので、何か不思議な気持ちでお話をお聞きしました。今回の講師は本田さんというメーカーの中堅社員の方で、【三味線、宮崎をもりあげる、そして会社員】の三つのわらじでがんばるというキャリアの考え方をお話下さいました。

http://ameblo.jp/yuru-career/

参加者はいろいろな会社からの若手社員の男女合計15名くらい。とても楽しいイベントでした。

その後、飲み会に突入し、お酒を飲みながら「そもそもゆるいキャリアって何?」「余裕があるキャリアを考える時代ではないんじゃない」と突っ込みを入れたり、「きついキャリアいべんとやろうよ」などと盛り上がっていました。

ゆるいキャリアとは「キャリア形成というとなんだか堅実なキャリアアップのみが注目されるけれど、毎日の仕事をちゃんとしながら自分の人生を多角的に考え、環境の変化に対応しながら、『ゆるり』とキャリアを考えていこう」ということだと私は解釈いたしました。

変化が激しい時代。まずは自分の足場をしっかりと固め、その中で変化を常に感じながら、明日に向かっていく若手社会人の息吹を感じることができました。

前川さん、お誘い頂きありがとうございます。
そして、ゆるキャリの皆様、ありがとうございました。

次回出張の際にはまた参加させて下さい!!!

 

「日本でいちばん大切にしたい会社 2」で感涙 2010/03/28

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 12:28 pm

人生に大きな感動を与えてくれる本との出会いほど、嬉しいことはない。

坂本光司教授の「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んだとき、背筋に電撃が走る様に感動した。日本には働く人たちと社会のためにこんなにも素晴らしい事をしている企業があるのだ、という感動と,そしてそれを実現している社員と経営者の哲学、信念に人間としての魂を揺すぶられた。いても立ってもいられなく、日本の未来塾21の山田塾長を通じて,塾生と法政大学を訪問。お話を聞きながら、つい当時発行していた「海外大生ジャーナル」へのご寄稿をいらいしてしまった。快くお引き受け頂き、海外大生へ先生のメッセージをお届けすることができた。

その後、リーマンショックもあり、私は人事事業を縮小してしまい、先生のお心にこたえられるような会社を作ることができなかった。しかし、私がお世話をしている学生諸氏には必ず「日本で。。。」を紹介している。感動したと言う学生の声を聞く事が私の喜びでもあった。

その第2部が発行され、早速手に入れ、読むことができた。ここ

ページをめくるごとに涙が溢れて来た。ここまで考えられるのか、ここまで尽くせるのか、ここまでやれるのか。人間の無限の可能性と思いやりの心の無限の力を感じるとともに、「人の幸せ」を考える事の素晴らしさを感じている。

就活で苦しんでいる学生たちに、「働くとは」「会社とは」「自分の人生とは」を考えるスタートにして欲しいと思う。

群馬の書店の店長は100冊自腹で仕入れて近隣の学校などに配布したと聞く。

私も微力ながら、いまお世話をしている学生には配布していきたいと思っている。

「何のために働くのか」 それは「世のため,人のため、そして自分の幸せのため」 それが心から素直に伝えられる様になる、そんな本田と思う。

 

ロスアンゼルスマラソン 完走しました! 2010/03/22

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 10:06 pm

就活の閑話休題:

昨日、ロスアンゼルスマラソンを走りました。今回は今仕事をしているLos Angeles International Schoolの生徒6人と一緒に走りました。気温が高い予想でしたが、ずいぶんと涼しく絶好のマラソン日和。25000人がスタートラインに会したドジャーススタジアムは熱気に包まれておりました。

スタートしてから元気な男子生徒はどんどん先へ、私はスローだけどがんばりやの女子生徒とペースを合わせてゆっくり写真を撮りながらのレースでした。

10マイル(16キロ)までは彼女達も順調でしたが、一人の子が遅れ始めました。わたくしも一緒に伴走しながら、励ましたり、休ませたりしながら、進んでいきました。

20マイル地点にお母様方のステーションがあったのですが、16マイル過ぎてから彼女のペースががたんと落ち、休む方が多くなって来ました。20マイルまで頑張ろう、お母さんに会おう!と励まして歩いてやっと20マイルに到着、出発してからすでに8時間が過ぎていました。お母さんの顔を見たとたん、ずっと我慢していたのか大粒の涙を流して号泣。でも、「最後まで頑張る」とそこからまた歩き始めました。

私も涙を抑えながら、一緒に歩いていきました。

スタートから10時間後、後一マイルの地点で先生たちとゴールしていた生徒達が出迎えてくれました。そこからはお母様方も加わり、みんなで応援しながらゴールまで。

11時間のタイムでゴール。大会係員もずっと待ってくれていて、泣きながらゴールする彼女にメダルを首にかけて下さいました。

決して諦めない。人生の根本をこの高校生から教えてもらいました。

自分自身を振り返ったとき、何度も諦めたことがあったと思います。しかし、一歩一歩進めば必ずゴールする。決して諦めてはいけない。

就活も単なる通過点。自分の人生の目標に向かって、ただひたすら歩き続けよう。

 

グローバル化はまず自己中心意識の脱却から 2010/03/19

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 11:06 am

日本のグローバル化の中心には留学生の情熱や多面的な志向性が必要だ。

外から日本を見ていると、とても内向的と言うか内側に向いた志向性が顕著に見える。特に、経済においてもビジネスは常に内需拡大に向いていて、日本国民の関心をいかに引きつけるか、に力を注いでいるようだ。つまり、自分に取って興味のある事をとことんまで追求する様に見えるのだ。携帯の進化だけでなく、ネットサービスもどんどん細分化され、本当にこんなサービス使うのかなあ、というサービスを大手が提供したりしている。

もっと便利になれば、という発想はいいが、そもそもそんなに関心が無かった事を掘り下げて「これ、いますごいよ」的にマーケッティングしている様に思えるのである。

一方で日本から、世界の人々が関心を持つサービスが出て来ているのか、というとそうでもない。かつてはソニーのウォークマンが世界を席巻したが、いまやiPodの時代。コカコーラやペプシの様な世界中どこでも飲めるような商品を日本が生み出すことはない。トーフがやっと出て来たが、新製品と言うわけではなくマーケティングの成果だろう。

日本人が好みそうな物を一生懸命考える時代は終わっているはずだ。今や、世界が好みそうな物、それはコミックやアニメかもしれないが、をどんどんと作り出していかないと、人的資源しか無い日本は本当に生き残れない。

自己中心の意識、日本でウケるものはきっと世界でもウケる、という発想から抜け出さなくてはならない。

そのような意識転換こそ留学生、海外大生のお得意技であるはず。ですよね?

エントリーシートや志望動機を書く時だって、このような意識を持って考えて欲しい。

 

グローバル化を支える留学生であって欲しい 2010/03/18

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 12:52 pm

昨日の続きになるが、日本のグローバル化の原動力になるのはやはり留学生しか無いと思っている。いまさら、グローバル化など陳腐に聞こえるかもしれないが、概念的なグローバル化は幾度も叫ばれていたけれども、実質的なグローバル化が全く行われていなかった日本において、今こそ、実グローバル化を実行しなくてはならない時期に来たと確信している。

留学生が減った、海外旅行も減った、外へ出なくなった、そんな学生が多くなったらしい。日本の国民性と言われた「赤信号みんなで渡れば怖くない」があらゆる場面で現れている。とかく就活では、みんなが登録するからリクナビに登録し、ランキング上位の会社に応募し、人気業界に固執するのはその典型だろう。そのような学生が就職して「挑戦しろ」、「新しい企画をだせ」「オンリーワンの商品で対抗しよう」などを要求されたり、グローバルな視点で物事を考えろ、と言われると厳しい。

就活前、そして就活中にこれからの日本の未来を考えて、自分が何をすべきかを目標にし、その線上に就職、企業を置いて考えて欲しい。

これからの10年、日本のアジアにおける立場は大きく変化する。どのように変化するのか、各自考えてコメントして欲しい。Twitterでもいい。

 

Twitter始めました Follow お願いします 2010/03/17

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 7:43 pm

完全に乗り遅れてしまっていますが、Twitter始めました。海外大生の就職活動についてつぶやいています。フォローお願いしますね。

http://twitter.com/kumasan517

熊野

 

日本の凋落を止めるのは海外大生の力ではないか 2010/03/17

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 12:45 pm

今日の毎日.jp に記者の目として、「アジアに見る、日本の凋落」と言う記事があった。全文引用する。

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記者の目:隣国で感じた日本の衰退=玉置和宏

日本経済の衰退は日本の港の陥没と重ね合わせるのが至当だろう。国内総生産(GDP)は今年四十余年ぶりに3位に陥落しそうだ。68年にドイツ (当時西ドイツ)を抜いたのだが、今年中国にその座を譲るのは確実だ。いずれ韓国にも抜かれるだろうという豪州紙の論評を読んだ時その可能性は十分あると 感じた。

日本の港の衰微は15年前に始まった。世界コンテナ港湾10位以内だった神戸港は昨年は40位以下に劇的に陥落した事実が証明している。複式簿記 の重要性を指摘した文豪ゲーテが言うように言葉ではなく数字のみが真実を伝えるのだ。

長い間国際経済を見てきた記者として言うなら、まずリアルな日本を直視することである。小泉改革をしのぐ「新構造改革」に取り組む覚悟がなければ 日本の再生とか国際競争力などという言葉を発することは俗論向けの自慰行為でしかないことが分かる。

この国はバブル崩壊の後処理に没頭するあまりグローバル化に完全に乗り遅れた。正月の米経済紙は「日本は3度目の『失われた10年』を迎えようと している」と論評し、独紙も日本経済の末期症状を反面教師として揶揄(やゆ)している。

それなのに新政権は新自由主義の政治的なあら探しに夢中だ。それは過去の超長期政権へのアンチテーゼとしての役割しかなくいずれ理論的にはげ落ち る。実際に地球温暖化対策と高速道路無料化という理念と政策の矛盾は極致に達している。

先日韓国の釜山港を取材してそれを痛切に感じた。前原誠司国土交通相のように日本にこれから国際ハブ港湾とか、ハブ空港と言うのはもはや時代錯誤 の感すらする。それを言うのは20年も遅く、無駄な税金をばらまくことになりかねない。残念ながらこれら国際公共財は韓国に十分整備されつつある。日本の 国益はこれをどう活用して国際物流の一端を担うかにある。

せめて10年前ならまだその説得力はあった。だが当時のハブ港造りは進まなかった。その理由はコストが高く国際的に競争力のない日本国内の海運 (内航海運)と近代的とはいい難い港運業者の既得権を守ろうと、政治家と地方自治体が結んで改革に石をぶつけ続けたからである。

国家戦略として整備された釜山新港や光陽港で取材した韓国の港湾関係者は口々にこう語ったものだ。「日本を反面教師にした。地方港へのばらまきを 抑えて戦略的な重要港湾に国が直轄で投資してきた成果だ」と。これは多分仁川空港にも当てはまるだろう。「選択と集中」を実行したのが韓国で、日本は「選 挙と分配」という安易な道を選択したツケである。

日本の港湾がアジアの三流にまで落ち込んだのは製造業の海外移転による経済の凋落(ちょうらく)にも一因があるとするのは言い逃れに過ぎない。 ちょうど日航が経営破綻(はたん)したのは地方空港のネットワーク維持のために経営負担を強いられたと言い募るのと同じだ。あってもその要素は何十分の一 ではないか。もしそうなら競合する純粋に民間資本で苦闘してきた全日空はもっと先に経営破綻していなければ勘定が合わない。放漫経営に1兆円規模の公的資 金を投入するのでは事実上2社体制の航空業界で公平な市場原理は働かない。ナショナル・フラッグ・キャリアーの救済という情緒的な理屈に日本のつぎはぎ資 本主義が垣間見えてくる。

子ども手当と高速道無料、高校授業料無料、農家所得補償で日本は再生するか。国民にマネーを移転して経済成長させようとするのは一輪車に「分配」 という重い政策を載せるようなものだ。いずれ自ら転倒するにちがいない。

ミッテラン社会党時代のフランスがこれに似ていた。80年代の世界的な民営化の潮流に背を向け、銀行の再国営化とばらまきを公約して選挙に勝っ た。だが子供の数は少し増えたが経済力は縮小し大国の地位は揺らいだ。

もちろん経済規模だけで国の豊かさを見るという時代ではない。経済だけでなく、文化の繁栄、社会の安定、国民の安心、人権の尊重を総合的に測る時 代だ。それを数字で示そうとしたのが「国家ブランド」という考え方である。ブランド力調査「アンホルト・GMI」(09年)によると、幸いまだ日本は欧米 先進国に交じって5位までのランクを死守している。隣国のアジアでは経済的な爆走を続ける中国は22位、韓国は31位だ。

日本は過去の遺産で生きているがもし経済改革にこれ以上ブレーキをかければG5から転がり落ちるのは確実だ。

ノーベル賞経済学者ハイエク「隷属への道」の一節「地獄への道は善意で舗装されている」をもじって言う。

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アメリカにいる留学生諸君も今やアジアパワーと言えば、日本ではなく、韓国、中国だと感じているだろう。とくに経済成長力、国民のパワーと言う点で異論はあるまい。Hyundaiの車は今や安かろう悪かろうではなく、デザインも品質も高くなっている。TOYOTAが槍玉に挙げられている間にしっかりと販売数を伸ばしていくだろう。アジア事情に詳しい友人は「もはや中国で作れない物は無い」と言っている。品質も日本と同じ程度まですぐに追いつくし、コストは比較にならないほど安い。アメリカでフリー雑誌を出している所も、中国で印刷して持って来た方が安くて品質も高いと言っていた。

留学生諸君が就職するころ、グローバル化から大きく遅れた日本が待っているかもしれない。その中で、「御社に入ると海外で働けるかもしれないから」という他力本願のグローバル思考は大きく現実と離れた認識になっているだろう。

いまこそ、自らの力で日本のグローバル化を推進する勢いで就職に臨んでほしい。これからの5年が最大のチャンスだと思う。

 

キャリア教育こそが未来の日本を作る 2010/03/12

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 2:00 pm

読売の社説にキャリア教育の重要性について述べられていた。引用する。

社説:職業指導 体系的なキャリア教育を

 大学、短大教育で「職業指導」(キャリアガイダンス)が義務づけられた。文部科学省が設置基準をそう改め、11年4月から施行する。既に大半の大学、短大には、学生の相談を受けて情報も提供する就職支援センターや講座などがある。しかし、不況による就職難に加えて、大卒就職者の3人に1人以上が3年以内に辞める離職率の高さが大きな課題になっている。

このため学内が連携して、学生の社会人としての資質を高め、職業的自立に必要な能力を培う指導を教育課程に位置づけようというのである。抽象的だが、一部の部署が担ってきた就職活動支援だけではなく、正規の教育として目的意識や主体的な選択能力を育てるということだ。

各校はもともと建学の理念や文化が異なるのだから、職業指導もその個性や実情に即して創造、工夫されなければならない。文科省も画一的な内容の押 しつけはしない。各校が腐心することになるが、取り組み実態と成果は定期的に外部の認証評価機関にチェックされ、結果は志願者数を左右する可能性がある。

大学がそこまでやらなければならないのか、という嘆息もあるかもしれない。だが、大学、短大進学率が5割を超して久しい今、必ずしも学生たちが入学先の選択で将来の職業を思い描いているわけではない。目的がはっきりしないままだと、結局高い離職率の一因になる。

今回の措置は政権交代後の昨年10月、政府の緊急雇用対策本部が打ち出した新卒者支援策に基づく。現状からは、このようなテコ入れは産業界からも歓迎されるはずだ。しかし、大学入試の段階でさえ目的意識が乏しい若者が少なくない現実を考えれば、こうした指導は高校や中学校にもさかのぼって、もっと体系的に行われるべきだろう。

中央教育審議会は学校教育の早い段階から勤労観、職業観をはぐくみ、関心や意欲、適性を引き出す「キャリア教育」について審議しているが、学校現場にも論議を広げたい。また継続的な進学率の高まりで、今の学校体系は、大学受験を主軸に“単線化”した観がある。それを見直し、多様な進路選択の幅を広げる職業教育のあり方を探り、新しい可能性も論議すべき時ではないか。

今回の大学、短大教育での職業指導の義務化は、こうした課題へ大きな一石を投じるかもしれない。

なぜなら、突き詰めていけば、論議はカリキュラム全体の見直しや入試の改善にも及び、さらにはその前の段階での教育のあり方にも広げざるを得なくなるはずだからだ。そうした相乗的な教育改革効果も期待したい。

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キャリア教育が大学・短大で義務化されるのだが、そこまでやる必要があるのか、という議論もあると思う。しかしながら、長年にわたって大学生の就職支援を行って来た経験から、「就活時期になって就職を意識」するのでは遅い、というのが実感で、もっと早めに、恒常的に将来の事を考えたり、仕事意識をつける事が必要だと強く思っている。

戦後の高度成長期時代は新たな職場や職業、業界がどんどんと形成されていた時であるから、とにかく身を粉にして働くうちに自分の職業観などが形成され、その仕事を転職と思えるような人々が多数育成されていたと思う。だから、学生時代は学生としている事でよかった。

しかし、今や日本経済は高度成長から慢性的な水平飛行状態にあり、アジア諸国の急角度の成長と比較すると、言われた事を素直にこなしていればいい、という国内情勢ではない。人の倍、いやアジアの何倍も働こう、常にリーディイングカントリーであろうと言う意識を持たなければ、日本経済そのものが弱体化するはずだ。このような中で、卒業時期まで職業意識のかけらも認識せず、「就活」さえすれば「理想的な」仕事に巡り会えるかもしれない、という常識的な就職活動思考がもはや時代遅れてになっているのではないか。

ようするに、自分の未来や、日本の未来、そして自分の成すべき事に関して、エントリーシートを書くときまで考えた事が無い、という状況は危機的であると言う事を認識すべきであろう。

もっと早い時期から日常のあらゆる場面で職業意識をもち、卒業後のイメージを摑む訓練が必要だ。

私の尊敬する知人は日本で「未来塾21」という学生とのインタラクティブな実社会勉強の場を作っているが、そのようなボランティア的な動きだけでなく、民間でもキャリア教育を積極的に行いたいと思う。

特に、海外大生に対しては浦島太郎(花子)にならない様にするためにも、積極的なキャリア教育が必要になる。

それ以上に、学生ひとりひとりが認識を高めなくてはならない。

今や企業が「学生時代に頑張った事」を聞くのは:

「実社会の厳しさを想像すると震えが来ますが、学生時代には本当に命がけでこれだけの事をして来たので、まだまだ甘いとは思うが、実社会の現実に物怖じせず、真っ正面からぶつかって会社や社会に貢献したい」

と言う決意を表して欲しい、ということだとおもう。

応援のしがいのある時代になった。

 

新卒学生が考えるべき「仕事」への姿勢 2010/03/10

カテゴリー: Uncategorized — kumasan50 @ 12:22 pm

最近連続して新卒学生の就職カウンセリングを行った。海外からの就活の不便さ、不利さ、そして日本の採用状況の厳しさを感じている学生が多く、必死さが感じれる。日本のニュースでも「採用見送り」「採用数のカット」などを大手企業が発表しており、現実に就活をしている学生にとっては、不安が高まって来ている事だろう。

このような状況で、新卒学生は何を考えて行動するべきなのだろうか。

一昨年までの就活は「自分の軸」を見つけ「就きたい職業」を選択し、「業界と企業情報を収集」して、エントリー、面接に進むと言うやり方をいろいろなサイトや大手人材関連企業が推進して来た。だから、私に会っている学生も「自分のやりたい事」を明確に話せる、か、「やりたい事が見つからない」で困るかどちらかだった。

しかしながら、一昨年のリーマンショックからの不況、(もうすでに何が原因で不況になったのか分からないかもしれないほど時間が経っているが)から立ち直る気配がない日本の経済の中で、新卒学生に期待される事は「自分の軸」から「会社の軸」との同期、もしくは「会社の方向性」とのシンクロであろう。

JALも倒産し、大手企業や中堅企業も収益の下方修正を行っている状況で、社員に求められるのは「自分だけのことを考えるのではなく、会社や業界全体の安定、発展」を考える事のはずだ。もちろん、一時期の「過労死」に代表されるような滅私奉公を推奨しているわけではない。意識の上で「5時だから帰ります」「私は営業に向かないので、営業は嫌です」「転勤は困ります」などと言っているわけにはいかなくなったと言う事を認識する時に来た、と言う事なのだ。

だから、新卒学生も「会社がおかれている状況」をしっかりと認識し、厳しい状況の中で「どう会社に貢献できるか」を真剣に考えて応募して欲しい。

エントリーシートに「自分は〜したい」「私は〜を望んでいる」だけが書かれているのでは、厳しい時代を乗り切ることはできない。

熊野

 

 
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